フクヤマニメ‘Sコスプレ撮影スポットの超重要エリアに認定
今年、築城400年を迎え美しく蘇った福山城へ行こう！！！

今年、福山市のシンボル「福山城」は築城400年を迎えました。1622年に初代藩主水野勝成によって築城された福山城は、大規模な新規築城では最後の近世城郭で最も新しい城であり、西国鎮衛の拠点として、五重天守をはじめ20基以上の櫓、総延長291間（約570メートル）の多聞櫓と、10万石の大名の城としては特筆に値する規模を誇りました。さらに天守北面には、天守の外壁防御のために全国で唯一の「鉄板張り」が施されていました。

1945年の福山大空襲によって国宝に指定されていた天守、御湯殿が焼失。その後、1966年に天守と御湯殿、月見櫓が復元され、天守は福山を中心とした備後地方の歴史や文化に関する資料を収蔵・展示する福山城博物館として開館しました。
2006年には日本100名城に選定され、2018年には天守が広島県内では初の景観重要建造物に指定されました。

そして2022年の今年、『令和の大普請』として天守の耐震改修工事と同時に、天守北面に全国唯一の「鉄板張り」が復元され、白と黒のコントラストが映える美しい姿が蘇りました。加えて、伏見櫓、筋鉄御門は京都伏見城から移されたと言われているもので焼失を逃れ当時のまま残る国の重要文化財です。

また、福山城博物館も1966年の福山城再建以来初となる大規模リニューアルを実施。福山の歴史を体感できる大型スクリーン3面を備えた「福山城シアター」などデジタル技術を活用して、幅広い世代が福山城や福山藩の歴史を学べる展示へと生まれ変わりました。